新芽の青紅葉、八つ橋を渡りふと小川に目をやると青々とした菖蒲が清々しい夏の始まり。

菖蒲は古くから、薬草として使われており、厄を払うものとして使われてきました。

菖蒲を刀に見立てた菖蒲刀、菖蒲酒、菖蒲湯などで身体を清め端午の節句をお祝いします。

水の無い田んぼに水が入り、梅雨の雨に色とりどりの紫陽花が美しい水の月。

神社では大きな茅の輪をくぐりお祓いをする「茅の輪くぐり」が行われています。

半年の厄を落とし先の半年健やかに過ごせる願いをこめています。

夏の盛り。風に揺れる笹には五色の短冊が願いを込めてなびいています。

京都では祇園祭が行われ、粽を、軒下に飾り厄払いをします。

祇園祭が終われば長かった梅雨が終わり、夏本番。

御先祖様を弔い、大文字の送り火で見送る京都の夏の終わり。

鬼灯も御先祖さまの足元をそっと照らします。

田の稲も膨らみ秋の訪れを感じる、初秋の始まり。

菊の香りが長寿を運んできてくれるかのような、重陽の節句。

たわわに実った稲穂も稲刈りの季節を迎えます。

中秋の名月に秋の収穫の感謝をこめて。

暑さが和らぎ、松茸、栗、秋の香りが最盛期を迎える神の月。

あちこちでは虫の音が賑やかに、時に寂しく聞こえる秋の終わり。

紅葉が色付き、神社仏閣が艶やかに着飾る秋の終わり。

茶室は炉に変わり、お料理にも冬の足音が、、冬の味覚の王様、松葉蟹。

厳しい寒さが直ぐそこまで感じられます。

光陰矢の如し。一年は矢のように過ぎ去ります。

冬至には「ん」が付くたべもので、幸運を呼び込み、柚子湯が邪気をはらいます。

人々の足音と共に忙しく今年も終わります。

新しい年の始まり。御節料理を囲み新年を迎えたお祝いをします。

「田作り」に五穀豊穣を、「黒豆」に長寿を、「数の子」に子孫繁栄を願います。

新しい期待が溢れる一年の初め